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2009.10.13 九州

<各地中盤戦展望記事vol.1>九州学生アメリカンフットボール連盟

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 西南学院大学、福岡大学、九州大学、久留米大学の実力が拮抗し、激しい試合が続いている。福岡大学と九州大学の一戦は、残り2:17で7点のリードを許した九州大学がまず追いつき、残り1秒のFGで逆転するという大熱戦だった。
 
 第三節を終え、九州大学が唯一の3戦全勝、久留米大学、西南学院大学が2勝1敗で追い、1勝2敗の福岡大学は実質的に優勝戦線から脱落した。残りの対戦カードをみると、久留米大学はこのまま1敗(4勝)で終了するのが濃厚だ。
 
 九州大学と西南学院大学は直接対決を残している。九州大学が勝利すると、最終節を待たずに九州大学のリーグ優勝と平和台ボウル(西日本準々決勝)出場が決定するため、重要な一戦となる。
 
 西南学院大学は残り二戦の勝利が絶対条件だが、九州大学の後には福岡大学と
の対戦が残っており、最も厳しい条件にあると言えるだろう。
 西南学院大学が連勝しても、九州大学、久留米大学、西南学院大学が4勝1敗で並ぶことが予想され、その場合平和台ボウル出場校は抽選によって決定される。
久留米大学のチャンスはここしかない。仮に西南学院大学が九州大学に勝って福岡大学に敗れると、九州大学と久留米大学が4勝1敗で並ぶ事になるが、直接対決で勝利している九州大学が平和台ボウル出場権を得るからだ。
 
 注目の西南学院大学と九州大学の試合は、西南学院大学は久留米大学戦ではブリッツによるプレッシャーとDBのタイトなカバレッジでうまく機能しなかったパス攻撃が、どこまで九州大学に通用するかにかかっている。九州大学は久留米大学が成功したように、QBのリズムをうまく崩したいところだ。
 
 さらに九州大学の持ち前のバランスアタックに、西南学院大学がどれほどアジャストできるかが鍵となる。2RBの獲得ヤードに目が行きがちだが、派手さはないが高成功率で被INTなしと安定しているパス攻撃が、実は脅威となるだろう。



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