全日本大学アメリカンフットボール選手権

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Road to パナソニック電工杯 第64回甲子園ボウル MAINICHI KOSHIEN BOWL 大学「日本一」決定戦!!

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2009.11.17 ニュース

西日本ブロック準々決勝 名城大学が四日市ドームへ駒を進める。

西日本ブロック準々決勝 名城大学が四日市ドームへ駒を進める。

西日本代表校 準々決勝
11月14日(日)13時キックオフ 一ノ宮光明寺公園球技場(愛知県)

名城大学 GOLDEN LIONS(東海学生リーグ優勝校 4年連続 9回目)
VS
金沢大学 EVERGREEN(北陸学生リーグ優勝校 16年連続 25回目 ) 

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 (写真;鳥の形をした光明寺公園球技場)

   当日朝までの豪雨がうそのように天候は回復し、快晴の中、金沢大学のキックで試合は始まった。そして、この最初のキックオフから名城大学#29酒井の爆走劇の幕開けでもあった、まず名城大HBポジションのプレイヤーがボールをレシーブその後、#29へラテラルパスをし、その後は75ヤードを走りきり、TD!わずか17秒で名城大学が得点を取る展開という、金沢大学嶋田監督のロースコアゲームに勝機を見出すというプランとは相反する滑り出しとなった。金沢大学1STドライブは1分13秒の単発な攻撃となりパント。名城大の攻撃は、リズム良くダウンを更新し、スコアリングゾーンではQB#7古川からTE#85森へのTDパスが成功、四試合開始約5分で14-0と名城大学がリード。金沢大学はランとパスをバランスよく組み合わせて攻撃するも、インターセプトなどのターンオーバーを許し、得点が出来ないまま前半を終え、一方名城大学は全ての攻撃をTDに結び付け、35-0と更にリードを広げた。
   
   3Qでは両チーム共に、一進一退の攻防を繰り返したが、残り2分となったところで名城大学がリズムを取り戻し、ゴール前ではUBにDL兼任#97が入り、3ヤードをダイブプレイでねじ込み、勝負を決定つける6個目のTDを奪った。

   そして迎えた4Q 残り7分49秒では、この試合の印象そのもののビッグプレイが連続して生まれた。金沢大学のパントは名城大ゴール前5ヤードまで押し込んだものの、名城大#29酒井がこの位置からオープンに走り、なんとDEFを完全に抜き去る95ヤードを独走し、本人この試合4本目のTDとした。ビッグプレイはビッグプレイを呼ぶのか、名城大TFPのスナップが乱れ、転がるボールを金沢大#10本庄がピックアップし、なんとそのまま約70ヤードを走り、DEFのTD=2点を奪うシーンを生まれた。しかし、試合自体は大量リードを許している金沢大が果敢に攻撃するも、運動量豊富な名城大DBのインターセプト網に掛り、最後まで自らのフットボールが出来ないままに終了。最終スコア 55-2の結果は、恐らく両チーム共に想定していないものであったと思えるものの、これまでに経験していない試合でも如何に平常心を保てるかが、勝負の分かれ目になるとプレイヤーは改めて感じたことだろう。

 それにしても、キッキングは、モメンタムを生み出すにはとても重要であると改めて感じた。

 名城大33名は、東海リーグ戦中よりマスコミに注目され、関西1位への挑戦者であることを求められるという重責を背負わされているが、本日の試合ではリーグ戦決勝戦よりものびのびとプレイしていたように思え、次の四日市ドームでの準決勝は、更なる成長を期待される。昨年までは、関西リーグとの入替戦(7位もしくは8位と対戦)を最終戦とし、全てを賭けてきた名城大と今年の平和台ボウルを制覇した愛媛大が初めてのステージで互いの夢の実現にむけ戦う!

 それぞれの夢実現には前に進むしかなく、また自らが変化対応をすることが求められます。
今回の甲子園ボウルの変革と同じです。「 GAIN × CHANGE 」

甲子園BOWL PJT 阿倉 智明(関西学生アメリカンフットボール連盟 常任理事)

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                                   (写真:TV取材を受ける名城大RB 酒井)

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バルーンはどこに行っても、大人気!東海リーグの皆さん、設置協力ありがとうございます!





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