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関西  2011.11.30

関学大が攻守で圧倒。4年ぶりのリーグ単独優勝を成し遂げる。

関西学生リーグを制したのは、単独では4年ぶりの優勝となった関西学院大学ファイターズ。長居スタジアムで迎えた全勝対決で近年のライバルである立命館大学パンサーズを37-7で下し、悲願の毎日甲子園ボウル出場へ。西日本代表校決定戦を戦うこととなった。


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関学大のレシーブから始まったこの試合、いきなり関学大が 先制パンチをおみまいする。相手陣32ヤードまで攻め込んでからのオフェンスで、QB畑がスクランブルから投じたパスはWR和田へヒット。ノーマークの 中、悠々とTDを決めた。

キックオフ後の立命大オフェンスは歯車がかみ合わない。RB川端、井上が中央へのランでゲインを重ね、ショートパスでも前に進むが、ゴールラインを割ることができない。

K佐伯が31ヤードのFGトライを失敗すると一気に流れは関学大へ。10-0で迎えた第2QにはまたしてもQB畑からWR和田へのパスが通る。今回は相手ディフェンスにカバーされたものの、ワンハンドキャッチでボールを逃さなかったWR和田は、そのままエンドゾーンまで走りきりTD。17-0とし、リードを広げる。


反撃に転じたい立命大はQB谷口が自身の代名詞となったキーププレーを展開。しかしリーグ第5節で足を負傷していたQB谷口は、2回のキーププレーの後、再び負傷し、サイドラインへ退いてしまった。

そしてエースQBの代わりに入ったQB荒木が誤算だった。最初のパスプレーをインターセプトされると、リーグ第6節で見せた冷静なパッシングはなりを潜め、コントロールミスのパス失敗を繰り返してしまう。

立命大がTDを奪えずにいる間に関学大は、巧みなタイムコントロールでK大西が23ヤードのFGを成功させると同時に、前半を終える。


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第3Qに入っても関学大は攻撃の手を緩めることはない。QB畑のパスフェイクが有効に決まり、QB畑のキーププレーでゲインしていく。

最後はRBへのハンドオフフェイクからTE金本へパスすると、そのまま走りきりTDを奪い24-0に。その後もRB望月が44ヤードを走りきるTDを挙げるなど追加点を加えていく。


圧巻だったのは第4Q残り約3分を残してのK大西のFGトライ。美しい弾道を描いたキック、長い滞空時間ののちゴールへ吸い込まれ、47ヤードFG成功となる。これで37-0と大差をつけた。




なんとか意地を見せたい立命大は、負傷退場したQB荒木から代わった2年生QB山口がノーハドルを使いながらパスを投げ込み、試合時間残り約1分半のところで、WR宣本へのTDパスを決めるも反撃はここまで。

終始試合のペースを握り続けた関学大が 37-7の大差で立命大を破った。


記事;小塚雄(UNN関西学生報道連盟)

編集;畠中隆好(OfficeNEAR/甲子園ボウルPJT

写真;毎日新聞社

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