『三菱電機杯 第74回 毎日甲子園ボウル』に出場する西日本代表校を決めるトーナメント「WESTERN JAPAN BOWL SERIES」2回戦が、11月16日(土)に福岡の春日公園球技場、11月17日(日)に愛知県の名古屋市港サッカー場で行われ、関西代表②の関西学院大学が西南学院大学を47-26で勝利。関西学生代表③の神戸大学が東海学生代表の中京大学を24-17で勝利し共に純闕所に駒を進めた。

<全日本大学アメリカンフットボール選手権 西日本代表校2回戦 中京大学vs神戸大学>

神戸大が#34東瀬のランで先制したものの、中京大もQB#1横山が#10蟹江へのTDパスを決め、すぐさま追いつく。第2Qに入り、神戸大QB#19是澤が#15仲井へのTDパスを成功させ再びリードを奪うも、中京大QB#1横山が今度は自ら67ヤードを走りきり、同点に。前半終了間際には、中京大K#26西村が33ヤードのFGを決め、この試合初めて中京大がリードし後半へ。

第3Q中盤に、神戸大#34東瀬がこの日2本目のTDを決め逆転すると、試合終了間際にも、神戸大K#98小林がダメ押しとなる47ヤードFGを決め、24-17で神戸大が勝利。

獲得ヤードでは、勝利した神戸大の225ヤードに対し、中京大は1.5倍近い342ヤード獲得。ボール所有時間でも、神戸大の18分20秒に対し、中京大は、29分40秒。
神戸大の矢野川ヘッドコーチが語るように中京大は「非常によく研究」し、特に前半は神戸大に自分たちのプレーをさせず、焦りを生じさせていた。中京大は後半に入ってもよく攻めたが、要所で決めきれずに、追加点を奪う事ができず悔しい結果となった。

この試合に勝利した神戸大は、「全日本大学アメリカンフットボール選手権 西日本代表校 準決勝(11月24日(日)万博記念競技場12:00キックオフ)」に進出し、前日に九州学生代表の西南学院大に勝利した関西学生代表②の関西学院大と対戦する。