news甲⼦園ボウルSDGs〜 甲⼦園ボウルの芝⽣移設プロジェクト実施のお知らせ

2022.09.08

三菱電機杯毎⽇甲⼦園ボウルでは全国選⼿権となった64回⼤会より学⽣を主体とした地域連携や社会貢献活動を実施して参りました。ゲームデーに試合会場の周辺で⾏う「クリーンアップアクション」や⻄宮市フラッグフットボール⼤会の設⽴と甲⼦園球場での決勝戦の実施、地元、武庫川⼥⼦中⾼や上甲⼦園中学におけるハーフタイム出演、そして学⽣⾳楽コンクール優秀者による国歌独唱等。学⽣の祭典に相応しい地域密着型⼤会として実施しています。

昨年、76回⼤会において100回⼤会までをアメリカンフットボールの1試合に例え、前回⼤会を第4Qの⼊⼝と位置付けました。100回⼤会まで持続する為に、再度、学⽣主体の⼤会としての位置付けを明確し、これまでの社会貢献活動を学⽣のアイディアで、更に⼀歩前に進めるプロジェクトとして「甲⼦園ボウルSDGsプロジェクト」を開始致しました。

公募で全国から集まった10数名の学⽣有志と共に昨年より活動を⾏っています。

今回、このプロジェクトで着⽬したのは甲⼦園ボウルで仮敷設される天然芝の後利⽤です。甲⼦園ボウルでは2009年に全⾯改装した甲⼦園球場の施設を最⼤限活かすべく、65回⼤会より内野に天然芝を敷設。⼀年に⼀度だけ実現する内野グラウンドに芝⽣を貼った⾮⽇常感のあるフットボールフィールドとして多くのお客様にご好評、ご来場を頂いております。

これまで敷設した芝⽣の後利⽤については各所の芝⽣補修等に利⽤される以外の使い道がありませんでしたが、今回、「甲⼦園ボウルSDGsプロジェクト」ではこの芝⽣の有効活⽤に着⽬。第4Q活動の⼀環として神⼾港に隣接するメリケンパーク(候補地)への移設・再利⽤というアイディアに⾄りました。

この活動を通じ、甲⼦園ボウルへの関⼼喚起、そのフィールドで⾏われる体験会やフラッグフットボールの⼤会を通じて競技普及事業を進めると共に芝の育成、管理のパイオニア「株式会社チュウブ」様、「神⼾港Uパークマネジメント共同事業体」様をはじめとする関係各所の協⼒により、複数年かけ皆が気軽に集える公園・環境づくりに貢献して参ります。

今回、移設を実現する為に、係る経費や維持費を賄う⽬的で10⽉後半よりクラウドファウンディングを実施する事となりました。クラウドファンディング実施に際しては学⽣達も参画して「甲⼦園ボウルSDGsプロジェクトの趣旨に則り、企業のSDGs課題解決をプロジェクトの学⽣達が参画して⾏うと⾔ったようなSDGsを意識した企業向け返礼品なども実施予定です。

クラウドファウンディングは10月後半より大会直前まで実施致します。
実施開始の際はこちらのサイトでもまたご案内申し上げます。
皆様のご協力とご支援を何卒お願い申し上げます。

甲子園ボウルSDGsプロジェクトとは?

今を⽣きる学⽣たちが主体的にスポーツの⼤会を通じて⼤会、競技、地域、そして地球の未来を考える
【甲⼦園ボウル°—SDGS未来に紡ぐゲームプランプロジェクト〜】甲⼦園ボウルは三四半世紀の歴史を重ねた⼤学スポーツでも最も注⽬度の⾼い⼤会です。
昨年、甲⼦園ボウルは76回⼤会を迎え100回⼤会に向けて新たな25年のキックオフを致しました。固定されたスタジアム(地域)で歴史を重ねるボウルゲームという⽶国のアメリカンフットボール⽂化。⽇本でも唯⼀無⽐の存在となるこのボウルゲームは、1年に⼀度、この⽇だけに歴史ある野球場に芝⽣を敷き、⾮⽇常の空間の中でハイレベルなゲームが展開され、全国のスポーツファンの注⽬を集めています。

この歴史ある⼤会を未来へ紡ぐために学⽣たちと考える【⼤会、競技、地域、そして地球の未来を考える【甲⼦園ボウル°—SDGS未来に紡ぐゲームプランプロジェクト】をスタートします。

甲⼦園ボウルでは64回⼤会より、地域でのゴミ拾い活動やフラッグフットボールの⽀援等、地域連携を意識した取り組みを⾏って来ました。⼀⽅で、これまでの取り組みは当⽇限りのイベント性の強いものであり、また当事者以外のステークホルダー全体の参画意識も⾼くはありませんでした。今回の取り組みでは⼤会開催を通じた継続的な社会貢献事業の実装を⽬指し、学⽣の主体性を軸として⼤会を通じてどのように地域社会に貢献し、共創することで⼤会価値を⾼め、25年後の未来にバトンを繋いでいきます。

昨年の第⼀次募集では全国から10数名の学⽣たちが集まり、甲⼦園ボウルに向けてSNSでの発信、試合会場での啓蒙ビデオの制作などを⾏い、そして甲⼦園ボウル当⽇に〜CHAINつなぐ つながる つなげようSDGs〜というスローガンを発表しました。今回の甲⼦園ボウル芝⽣移設のプロジェクトに限らず、甲⼦園ボウルという⼤会を通じて、学⽣が貢献できることを主体的に考え、実⾏していくこのプロジェクトは9⽉に第2期メンバーを募集、9⽉よりSNSでの発信や⼤会に向けての活動をスタートします。今後の活動にも是⾮、ご注⽬頂ければ幸いです。

学⽣プロジェクトコンテンツ

4thquaterkoshienbowl Instagram
https://www.instagram.com/4thquarterkoshienbowl/

場内アナウンス企画動画   
https://www.youtube.com/watch?v=Sz5XjyRtaq