2011.10.11
中四国学生アメリカンフットボール ~セカンドステージ・ファイナルへ
中四国リーグ・トーナメントの一回戦を行い、第一試合は広島大、第二試合は愛媛大が勝ちあがった。両チームはリーグ優勝をかけて再び激突する。
トーナメント一回戦の第一試合・山口大(ファーストステージ2位)対広島大(ファーストステージ3位)は一進一退の攻防となった。
1Q最初の広島大のキックオフを山口大がキックオフ・リターン・タッチダウンをあげ先制するが、トライ・フォー・ポイントでキックが失敗。続いて広島大もタッチダウンを返し、こちらはトライ・フォー・ポイントのキックを成功させ逆転する。しかし山口大もロングパスを成功させ、そのままタッチダウンをあげて再逆転。
2Qに入り広島大は自陣1ヤードからのドライブでタッチダウンをうばい逆転。続く山口大の攻撃を断ち切ると、広島大はロングパスを成功させタッチダウンをあげて山口大を引き離した。
後半は、両チーム共にこれ以上の失点が許されない状況の中、お互いのディフェンスが奮起し両チームとも得点が入らずタイムアップ。広島大が21対13で勝利した。
広島大が総当り戦の雪辱を果し決勝進出。山口大は入替戦出場校決定戦へとまわった。
トーナメント一回戦の第二試合・愛媛大(ファーストステージ1位)対島根大(ファーストステージ4位)は終始、愛媛大優勢の展開で進んでいった。
立ち上がり両チーム共ディフェンスが奮闘する中、島根大が痛恨のミスをしてしまう。島根大は自陣深くからのパントのスナップが逸れてしまいセーフティを許すと、愛媛大に立て続けに得点を奪われてしまう。
2Qに一矢を報いるも島根大はこの一本に終わってしまう。
愛媛大は試合終了間際に追加点をあげて28対7勝利。決勝で再び広島大との対戦する。
決勝に向け、愛媛大・五島キャプテンは「昨年の雪辱を果したい。総当り戦で勝っているのは自信にはなっているが驕る気持ちは無い。優勝するため全力で戦う。」と意気込みをみせる。
対する広島大・今井キャプテンは「トーナメントが実施され、再び愛媛大と対戦できることに感謝している。シーズンが進むにつれチームは纏まってきているので、チーム一丸となって戦う。」とこちらも意気込む。
決勝は10月23日。会場にて優勝決定戦をお楽しみください。
第一試合(入替戦出場校決定戦)
11時30分キックオフ 山口大 対 島根大
第二試合(優勝校決定戦)
14時00分キックオフ 愛媛大 対 広島大
この日は「ハーフタイム・キッズ・イベントデー」としてそれぞれの試合のハーフタイムでキッズ団体によるショーを行います。
第一試合のハーフタイムは、会場地元の五月が丘学区より子ども会チアダンスサークル「フェアリーズ・ジュニア」の演技を、第二試合のハーフタイム、は広島市の「永吉体操スクール」の演技をお届けいたします。
また、甲子園ボウル・プロジェクト提供の受験生応援プログラムで「合格祈願だるまフットボールステッカー」を会場にご来場いただいた小・中・高校生の方にプレゼントいたします。
こちらもお楽しみください。
中四国学生連盟ホームページ・トーナメント特設サイト
http://www.cscaa.jp/special/2nd_stage/2011.html