2011.10.24
中四国は2年連続広島大が制覇!
中四国リーグで今年から実施された二ステージ制のファイナル。
セカンド・ステージ・トーナメントの優勝決定戦で広島大学が愛媛大学を7-6でくだし、優勝を決めた。
ファースト・ステージ1位の愛媛大学と3位の広島大学で行われた優勝決定戦。
1Q、愛媛大学は小気味よく前進。QB#18坂上(4年)がWR#11毛利(2年)へロングパスを決め、そのままエンドゾーンまで走りきりタッチダウン。先制するが、続くトライ・フォー・ポイントのキックを広島大学にブロックされてしまう。これが試合を左右した。
広島大学オフェンスは敵陣に攻め込むも、愛媛大学ディフェンスが要所をしめてゴールラインを割らせず、広島大学の再三のフィールドゴール・トライもキッカーが決められず得点が入らない。

試合が動いたのは後半。3Q、広島大学はRB#37今井(4年)のランプレーを中心に愛媛大学陣に攻め込み、今井のタッチダウンランで同点に。続くトライ・フォー・ポイントのキックをK#75白山(2年)が決め逆転。
この1点を広島大学が守りきり、広島大学が勝利。全日本大学選手権への切符を手にした。
広島大学・今井キャプテンは試合後「今日は多くのサポーターの後押しがあったからこそ勝てた試合。皆さんに感謝したい。チーム目標はまだ先にあるし、シーズンが続けられることを有り難くおもい、これからも励んでいきたい」とコメント。
木水ヘッドコーチは「昨年は全日本の舞台でタイブレークを経験し敗れてしまった。その悔しさを糧に練習してきた。今年のチームの強みは僅差をものに出来る力です。どんな状況でもあきらめず次のトーナメントに挑んでいきます」と意気込みを語った。
11月6日に平和台陸上競技場に乗り込んで九州代表・西南学院大学と対戦する。
写真提供 : Winning Shot / http://www.winning-shot.com/