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トピックス 2012.12.07

関学大が関西王者の力を見せつけ圧倒。2年連続47回目の甲子園ボウル出場を決める。

関学大が関西王者の力を見せつけ圧倒。2年連続47回目の甲子園ボウル出場を決める。

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全日本大学アメリカンフットボール選手権の西日本代表決定戦。関西学院大学ファイターズ(関西代表)と名城大学ゴールデンライオンズ(東海代表)の試合は、関学大が68-7と関西王者の力を見せつけ圧倒。西日本代表として2年連続47回目の甲子園ボウル出場を決めた。

第1Q。関学大は鋭いタックルで名城大のダウン更新を1回に抑え込み、関学大の攻撃シリーズへ。すると、オフェンスのワンプレー目でRB#28鷺野が持ち前のスピードで名城大ディフェンスを抜き去って38ヤードを走りきりTD。関学大が幸先よく先制点をあげる。

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関学大は2度目の攻撃シリーズでも、QB#11斎藤からTE#92金本、WR#80南本へのパスでダウン更新し、K#12三輪が34ヤードのFGを決める。

3度目の攻撃シリーズでは、RB鷺野が2本目のTD。さらにPR#15大園が45ヤードの好リターンで始まった4度目の攻撃シリーズでは、RB#2野々垣がTDをあげる。

攻撃の手を緩めない関学大は、ここでオンサイドキックを成功。再び攻撃権を得て、名城大ディフェンスに休む暇を与えない。

勢いを増す関学大オフェンス。QB斎藤からWR#9梅本へ50ヤードのロングパスが通りゴール目前に迫ると、Qタイムを挟んでRB#25後藤がエンドゾーンに押し込んでTD。序盤で大量30点のリードを奪う。

名城大も意地を見せ、QB#8森田からWR#27後藤へのTDパス成功で7点を返す。

しかし関学大の猛攻は止まらない。続く攻撃シリーズではRB#3飯田がTD。さらにQB斎藤からWR#30田中への34ヤードTDパスも決まり、名城大を突き放す。

前半終了間際には、名城大パントリターナーへの強烈なタックルでファンブルを誘発。残り22秒ながら攻撃権を得ると、QB斎藤が冷静なプレーでK三輪の39ヤードのFGに繋げ、47-7で前半終了。関学大が試合の趨勢を決める。

後半に入っても関学大の勢いは止まらない。左サイドでパスを受けたWR田中が名城大ディフェンスをかわして独走。96ヤードを駆けぬけるTDで観客席を沸かせる。

直後の名城大攻撃シリーズでは、TDを狙ったパスをDB#42菊山がインターセプト。名城大の反撃を許さず、流れを断ち切る。

最終Qにも、RB#3飯田の39ヤードのゲインで前進すると、OLが切り開いた中央をRB#35三好が突破しTD。また交替出場したQB#4前田からTE#89曽和へのTDパスも通る。

結局、関学大が最後まで攻撃の手を緩めず大勝。関学大のボール所有時間は13分21秒ながら、9TD2FGを記録。パスを中心とした速攻が光った。

名城大は序盤の失点が重く、8回の反則で計91ヤードの罰退も響いた。

第67回甲子園ボウルは、西日本代表の関学大と東日本代表の法政大との対戦となる。両校の甲子園ボウルでの対戦は6年振りとなり、前回の2006年、第61回では45-43で法政大が勝利している。関学大としては僅差で敗れた雪辱を果たしたいところ。また関学大の27年ぶりの連覇達成にも注目が集まる。

記事;石橋雄大/UNN関西学生報道連盟(神戸大2年)
編集;畠中隆好/OfficeNEAR(甲子園ボウルPJT)
写真;佐野翔/UNN関西学生報道連盟(立命大2年)

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