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昨年の覇者、関西学院大学ファイターズ。連覇の栄冠まであと一つ。


  主将の梶原が常々言い続けてきたことは「誰が出てもファイターズ」。試合でプレーする選手たちだけではなく、サイドラインに控える選手たちにも「サイドラインとしてあるべき姿」を求め続けた。その根底にあるのは、選手間の意識を統一して一致団結して戦おうという姿勢だ。

 「目指す目標は同じだったが、個々の間で意識に差があった」と梶原は振り返る。ミーティングなどで呼びかけ、高いレベルで選手らの意識を統一しようとしてきた。戦い抜いてきた一年間、昨年に続いての全勝でのリーグ優勝、そして西日本代表として甲子園ボウルに2年連続出場という結果も出た。
しかし、西日本代表として甲子園ボウル出場が決まった名城大戦後も、梶原は「このままじゃ甲子園で勝てない。2週間でチームを作り直す」と反省する。現状に決して満足することはないストイックな姿勢は、まさに「戦士」そのものだ。

 オフェンスでは、チーム内での信頼が厚いQB畑が精神的支柱だ。
「昨年は先輩方に連れて行ってもらった立場。(4年生となった今季は)オフェンスの中心として率いていかなければ」と、責任感溢れるプレーで関西学生リーグ最優秀選手賞も獲得。文字通りチームをけん引してきた。
またRBに転向して2年目のRB望月も力強いランで、リーグ戦10TDを記録。今季は、プレーのバリエーションが増え、フィジカルにスキルも加わり、学生界屈指のランナーへと成長した。
4年生だけでなく、若い2年生らも成長を見せた。名城大との西日本代表決定戦で先発出場を果たしたQB斎藤、望月に次ぐチーム内2番目の241ラッシングヤードを記録したRB鷺野、それぞれ3TDをあげたWR大園、木戸なども上級生に負けじと得点源として機能した。結果チームの選手層が厚くなり、オフェンスのプレーも幅が広がった。

 一方のディフェンスでは、リーグ戦7試合での失点がわずか19。堅い守りが全勝の結果にもつながった。DL梶原、LB川端、DB保宗と各ポジションに4年生の中心選手を揃えた今季、「彼らがディフェンスの軸」と鳥内監督も信頼を寄せている。

ディフェンスのベストイレブンに選出されたLB池田、DB大森も、昨年に比べより頼もしい存在となった。


 12月3日に舞台である阪神甲子園球場で行われた記者会見で、梶原は「一年間、ここまで長かった」と振り返った。鳥内監督は「我々の目標は甲子園で勝つこと。選手らを勝たせてあげたい」と、意気込んだ。

相手は、打倒・関学大に燃える法政大。最後の壁を乗りこえ、再び学生王者の栄冠に輝きたい。


記事;石橋雄大(UNN関西学生報道連盟/神戸大2年)
編集;畠中隆好/OfficeNEAR(甲子園ボウルPJT)
写真;P-TALK


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