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甲子園ボウル 2005/12/18 13:00 Kick off
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2005.11.25

<関西学生リーグ最終節>いよいよ全勝対決!
甲子園ボウル出場をかけ関学大―立命大が激突!

昨年の関学大―立命大リーグ戦。関学大が3年ぶりに立命大を下す。
(関学大30−立命大28@神戸ユニバー記念球技場)

 第60回毎日甲子園ボウルへの出場権がかかった関西学生リーグは、いよいよ最終節を迎える。
 関学大がライバル京大を23−6で下し全勝をキープ。立命大も32−21と、進境著しい関西大に肉薄されるものの、最後は地力の差を見せつけて勝ち越し。11月27日(西京極陸上競技場/キックオフ13:40)で、いよいよ両雄の全勝決戦となる。

 今年の関学大、立命大の傾向としては、より攻撃的な得点力のあるチームをめざしていることだろう。最終決戦では、互いのオフェンスが全開で相対することとなり、ハイスコアリングな展開も予想される。

 年々完成度が上がるKGショットガンを操る関学大のエースQB出原。この夏、小野コーチ指導の元に取り組んだフォーム改造が成功し、正確なパスを武器に高い得点力を発揮。ここまでの総得点が212点、2位立命大の192点を引き離して、リーグトップの成績だ。
 今季の関学大オフェンスの特徴は、このQB出原が個人記録成績で上位に入っている以外は、バックフィールド陣で目立った成績が出ていないこと。
 RB稲毛(10位)、辻野(12位)、レシーバー陣でも、WR中井が14位でようやく顔を出している程度。しかしこのバックス陣は、誰が出てきてもアベレージ以上のパフォーマンスをやってのける。さらにこのRB稲毛、WR中井はまだ1年生。選手層の厚さとオフェンスコーディネイト能力の高さを裏付ける証拠でもある。

昨年の甲子園ボウル出場をかけたプレーオフ。
3度のタイブレークの末、立命大が関学大を下す。
(関学大21―立命大24@長居陸上競技場)

 第2節の神戸大戦で負傷したエースQB池野の復活が気になった立命大だが、第6節の関西大戦で久しぶりの先発完投。「まだ踏ん張りがきかない」(QB池野)としながらも、パス52回試投29回成功で、547ヤードをパスで獲得し、復調ぶりをアピールした。
 「池野さんがまだ本調子ではないので僕らが盛り立てる」と、スタッツリーダーのWR前田。またTE末原、WR阿南、大滝ら、180cm超の長身トリオが繰り出す高い捕球点のパスは、ディフェンスにとってやっかいな存在だ。
 チェスナットリーグの頃から、QB池野と一緒にフットボールをやってきたエースRB佃も最終学年。フィールド上でお互いの好不調が分かり合える幼なじみコンビならではの、息のあったプレーも注目しておきたい。

 両チームのディフェンス陣の特徴を一言でいうならば、11人全員がシステムで止める関学大と、役割分担で個々のアスリート能力を上手く活かしている立命大、といったところか。

 立命大QB池野のオフェンスが関学大のシステマティックなディフェンスを打ち破るのか。反対に関学大QB出原の多彩なオフェンスが立命大のパワーを抑え込むのか。  「3年続けて負けていますから、今度こそケリをつけたい」とQB出原。昨年のリーグ戦勝利もプレーオフ敗退の前には価値がない、とでも言いたげだ。
 勝って甲子園を決めてこその関西学生リーグ優勝。勝負はいよいよ待ったなし。

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