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甲子園ボウル 2005/12/18 13:00 Kick off
ニュースヘッドライン

2005.11.28

<関学大―立命大 試合速報>
立命大が手に汗握る接戦制し、甲子園ボウル出場へ!

立命大の秘密兵器・1年生RB松森#26

 11月27日、西京極陸上競技場で行われた関西学生リーグ最終戦。立命館大学パンサーズと関西学院大学ファイターズの全勝対決は、17−15で立命大が勝利。
 4年連続7度目のリーグ優勝を果たすと共に、毎日甲子園ボウルへの出場権を手に入れた。

 「どっちが勝ってもおかしくないゲーム。今日はたまたま勝負の綾が我々の方に来ただけ」と立命大の古橋ヘッドコーチ。試合は激しい点の奪い合いなるのでは、との戦前の予想を裏切り、ロースコアリングな展開となった。
 立命大の第1シリーズ。先発QB池野がWR前田へのパスを決めた後、ここまで出場機会のなかった一年生RB松森(箕面自由学園)が登場、スピード溢れるカットバックランで次々とダウンを更新する。RB松森はこの試合まで温存していた秘密兵器と見ていいだろう。だが敵陣に入ったところで関学大ディフェンス陣も踏ん張り攻守交代。

 関学大の先発QB出原も、WR榊原、萬代らへのパスで連続ダウン更新。しかしこちらも敵陣に入ったところで立命大ディフェンス陣の早いプレッシャーに止められる。
 この後、両チームのディフェンス陣がよく抑えてパントの応酬となる。互いにインターセプトを奪い合う展開などがあったあとの第2Q早々にゲームが動く。

 自陣8ヤード付近からの立命大オフェンス。RB佃、松森のランを軸に4連続ダウン更新して、敵陣に入ったところでQBキープに出たQB池野が、激しいタックルを受けて負傷退場。立命大にいやなムードが漂う。
 しかしここでRB佃が奮起。「僕が池野の分も走る」と、34ヤードのロングゲイン。一気にゴール前10ヤードに迫ると、最後もRB佃がエンドゾーン右に駆け込んでTD。TFPも決まって、7−0と立命大が待望の先制点を挙げる。

歓喜に沸く立命大選手たち

 試合はこのまま後半戦に突入。
 「今日は最初からパスが浮ついていた」(関学大・鳥内監督)QB出原の調子を見て、後半の関学大はQB出原のキープ、RB稲毛、辻野のランを軸にオフェンスを展開。K小笠原の44ヤードFGを成功させ、3−7。反撃の狼煙をあげる。
 しかし立命大も交代出場したQB渋井が落ち着いてコントロール。RB佃、松森のランやWR和田へのパスでゴール前に迫ると、Qタイムを挟んでK澤和が25ヤードのFGを成功させ、3−10と突き放しにかかる。

 だがその直後、キックオフのボールを関学大KR榊原が72ヤードのビッグリターン。敵陣20ヤードと関学大が絶好のチャンスを掴む。
 ここは慎重にQB出原の連続キープで前進。最後もQB出原が持ち込んでTD。
 1点でも逆転して精神的な優位を狙いたい関学大は、ここで2ポイントコンバージョンを選択。しかしこのプレーは失敗に終わり、9−10と立命大のリードが残る。

 ここからゲームが激しく動く。今度は立命大の攻勢。
 QB渋井のキープ、RB松森のランなどで、連続して一発ダウン更新。一気にゴール前8ヤードまで進むと、QB渋井からWR阿南へTDパスが決まって17−9(TFP・K成功)と、再び立命大が突き放す。

 試合残り時間5分19秒。関学大が最後の執念を見せる。
 自陣36ヤードから、QB出原のキープとRB辻野ランなど、地上戦中心の展開でゴール前まで粘り強くドライブ。最後はRB辻野のTDランが決まり、15−17と必死に追いすがる。

 しかし地上戦中心のオフェンスは時間の消費が激しい。同点狙いの2ポイントが失敗に終わったとき、残り時間は僅か17秒となっていた。
 関学大の最後の望みを託したオンサイドキックを立命大が押さえた瞬間、2005年度関西学生リーグ優勝の凱歌が立命大にあがった。

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