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慶応大初1000ヤードラッシャーの実力に期待がかかる4年生RB#25岩田 撮影: WEB編集部 |
12月3日(日)午後1時に調布市・味の素スタジアムでキックオフされる「2006年度 関東学生アメリカンフットボール選手権・クラッシュボウル」で対戦するのは、いずれも全勝でブロック優勝を果たした慶応義塾大学ユニコーンズ(Aブロック)と法政大学トマホークス(Bブロック)の2年連続同一カードとなった。
昨年は法政のオフェンスが爆発して56−3と圧勝したこのカード。さて今回はどのような結果となるのか。
Aブロックを制し、13年ぶり5度目のブロック優勝を果たした慶応は「どこのチームが勝ってもおかしくなかった。うちは僅差のゲームをものにしてきた」と、沢柳利也ヘッドコーチが言うように、接戦を勝ち上がった精神的強さがある。
初戦で関東学院大学ハリケーンズには17−3、続く東京大ウォリアーズに37−20、筑波大エクスキャリバーズには29−3と順当勝ちをおさめた。しかし第4戦、一橋大クレムゾンには先制を許し、逆転したものの薄氷を踏む2点差の10−8で勝利。日体大トライアンファントライオンとは二転三転するシーソーゲームを制し、17−14で勝ち、立教大ラッシャーズには、今季成長著しいRB岩田(4年)が4TDを奪う活躍をみせ、1TD差に詰め寄られたものの35−28で勝利。
クラッシュボウル進出を賭けて明治大グリフィンズとの最終戦では、先制を許したが、第2QにRB岩田のTDで同点に持ち込み、第3QにスペシャルプレーでTDを奪い、14−7で勝利をおさめ、89年以来全勝でリーグ戦を終えた。
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