第37回関東大学アメリカンフットボール選手権決勝
第7回CLASH BOWL(クラッシュボウル)
2006年(平成18年)12月3日/於・味の素スタジアム 天気・晴れ
2年連続同一カードとなった第37回関東大学アメリカンフットボール選手権決勝・第7回CLASH BOWL(クラッシュボウル)は、法政大学トマホークス(Bブロック1位)が慶応義塾大学ユニコーンズ(Aブロック1位)を49−13で破り、4年連続15回目の優勝と4年連続14回目の東西大学王座決定戦「甲子園ボウル」出場を決めた。
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慶応大守備陣を翻弄させた法政大4年生RB#29丸田の走り 撮影: スポーツ法政
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慶応は、試合開始のキックオフリターンを自陣49ヤードの絶好の位置までリターナー山本が持ち込んだものの、オフェンスファーストシリーズは、パントに終わる。
一方の法政は、自陣19ヤードからオフェンスファーストシリーズを得点に結びつけた。新人WR栗原、戸倉へのパスとRB丸田のランで慶応陣内に入ると、4分54秒にQB菅原からWR戸倉への9ヤードTDパスが決まって先制。
慶応もTE梶原へのパスとエースRB岩田のランなどで敵陣に入る。しかし関東学生NO.1を誇る法政ディフェンスが粘り、前進を許さない。
4thダウン、パントフォーメーションからパンター青木がパスを投げるスペシャルプレーを敢行したが、法政ディフェンスはこのプレーを読みきったかのようにラッシュ、失敗に終わらせた。
試合後、法政・青木監督が「慶応オフェンスは想定した通り。練習通りだった」と、してやったりと回想したシーンのひとつでもあった。
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