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試合の見所(関西学院大学) 試合の見所(法政大学)

<法政大学トマホークス>

 今年も関東学生代表として名乗りを上げたのは法政大学トマホークス。甲子園ボウルには、4年連続14回目の出場となる。1992年以来、14年間で13回も関東を制覇。今年も圧倒的な力を発揮してきた。

 慶応義塾大学ユニコーンズとのクラッシュボウルを観戦した関学の鳥内監督が「攻守に穴が無い。ワンプレー、ワンプレーの完成度が上がっている。個人能力で一気に(TDへ)持って行く。立命より大変。オフェンスはバリエーションが多い。うちのディフェンスは大変や」と舌を巻く。
 この法政オフェンスを支えるのが、QB菅原だ。法政の青木監督も「相手ディフェンスがよく見えている。余裕を持ってパスを投げている」と、最大の信頼を置いている。
 この菅原は帝京大戦で故障し、3試合を欠場した。しかし日大戦で復帰した後は、欠場の不安が全くなく順調にパスレイティングポイントを向上させ、2年連続関東QBレイティング1位に輝いた。
 昨年、1000ヤードラッシャーを達成したスピード溢れる快足のRB丸田は、ランナーとしてだけではなく、今季はレシーバーとしても活躍。ラン、パスキャッチともにチーム1位の数字を残した。  またラッシュで15TD、レシーブで3TDを奪い、108点を稼ぎ出した高い得点能力も兼ね備える。

 QB菅原のターゲットであるレシーバー陣は、近年になくタレントが揃っている。パンター/キッカーとしても活躍するWR戸倉、本間、東、1年ながらレギュラーとしてクラッシュボウルで2TDを奪ったWR栗原と「相手にターゲットを絞らせずに上手に攻めている。我々の理想に近づいている」と青木監督が豪語する布陣。
 唯一の弱点と思われていたオフェンスラインは「完璧なパスプロテクション」と慶応の沢柳ヘッドコーチがうなるほどの仕上がりぶりだ。

   また関東ナンバーワンを誇るディフェンスは強力だ。リーグ戦7試合での総失点は41点、1試合平均5.86点。2TD以上を与えていない。
 さらに総喪失ヤードはリーグ戦で1364ヤード。1試合平均では194.9ヤード。なかでもラッシュは、1試合平均75.7ヤードと関東学生リーグではダントツの成績を残している。
 この鉄壁ディフェンスの要が、東京運動記者クラブ選出の最優秀選手に選ばれた主将DT伊倉。恵まれた身体とスピードを活かした猛ラッシュで、相手オフェンスラインを蹴散らす。DE山崎、福田らも伊倉同様の動きをみせる。
 第2線はリーグ戦ポジション別優秀選手に選ばれたLB内村に、小柄ながら果敢なパシュートをみせるLB細井。そしてインターセプト王のDB樋田、丸山らが完璧なパスカバレッジをみせる。

 聖地・甲子園で5年ぶりに関学大ファイターズと対戦するトマホークス。オフェンスを率いるQB菅原は「(関東を制覇して)スタートラインに立った。関学は春と全く違うチームだと思うので、しっかり準備していきたい」と決意も新た。またショットガンオフェンスのターゲットのひとりTE東は「全力で挑戦したい」ときっぱり。
 伊倉主将は「自分たちは連覇を目標としてきた。連覇に挑戦する気持ちで臨みたい」と、これまでトマホークスが成し得なかった連続学生日本一にあくまでこだわる。

福武金二

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